2011年2月28日月曜日

mxmlc + FlashPlayer11(Molehil) + Away3D 4.0 Alpha

次期Flash Playerに搭載されるネイティブ3Dエンジン(通称Molehil)が搭載されたFlash Playerが公開されました。

Adobe AIR and Adobe Flash Player Incubator


そして、Molehilの紹介記事や、既にコンパイルしてみた、という記事もあります。


これらの記事を参考にして、mxmlcを直で叩いてる人向けにMolehilを使う手順を解説します。

手順1. ClockMaker Blogさんの記事を参考にする


まずは、ClockMaker Blogさんの記事(Molehill を搭載した Flash Player Incubator プレビュー版が公開)の手順4までを終わらせましょう。

手順2. flex-config.xmlを修正する

FlexSDKの「frameworks/flex-config.xml」を適当なエディタで開き、15行目〜19行目を次のように書き換えます。

修正前
    
    10.2.0

    
    11

修正後
    
    11.0.0

    
    13

手順3. Away 3D 4.0 Alpha をダウンロードする

ここもClockMaker Blogさんの手順5.と同じです。
Version 4.0.0 Alpha (Broomstick) の source と examples をダウンロードします。

手順4. libsとsrcをコピーする

サンプルのコンパイルに必要なファイルをソースからコピーします。

  • 「away3d_4_0_0_molehill/libs」フォルダにあるapparat-lzma-decoder-1.0.RC8.swcを「examples_4_0_0_broomstick/libs」にコピーします。
  • 「away3d_4_0_0_molehill/src/」フォルダにあるaway3dを「examples_4_0_0_broomstick/src」にコピーします。
  • 「away3d_4_0_0_molehill/src/com/」フォルダにあるadobeフォルダを「examples_4_0_0_broomstick/src/com」にコピーします。

手順5. コンパイルする

ターミナルなどで「examples_4_0_0_broomstick/src」に移動します。
以下のコマンドでコンパイルできるでしょう。
% mxmlc -library-path+=../libs/ TraverserTest.as 



ではよい Molehill ライフを!

おわりに

馬鹿全さん、ClockMaker Blogさんの記事がよくまとまっていているため、ほとんどやることなかった!という感じです。
あと、黒MacBookだとグラフィックカードが対応してなくて、あんまりうまみがないですね。残念。